今回は鎧塚俊彦さんについて取り上げます。
パティシエとして有名ですが、故・川島なお美さんの夫としても認知度が高い人物です。
そんな鎧塚さんの左眼は義眼では？という噂がありました。斜視っぽい感じはありましたが。
本記事では鎧塚さんが義眼かどうか、また、その病気についてまとめました。
【画像】鎧塚俊彦は義眼だった？失明？病気は何？
鎧塚さんは生まれつき目が悪かったわけではありません。
ことの発端は2009年頃でした。
「あれ、見え方が何かぼーっとして、おかしいな」と。ある日、片目ずつつぶってみたら、なんだか左目の視界に斑点みたいなものが見えたんです。目の奥の静脈が詰まって、目の底に血が溜（た）まる病気でした。僕はもともと視力がよかったし、そんな大げさなことになるとは思っていなかったのと、忙しかったのもあって、精密検査を見送っていたら、数カ月後から急に見えづらくなっていきました。
【話の肖像画】パティシエ 鎧塚俊彦（１０）左目を失い見えてきたもの – 産経ニュース (sankei.com)
ある時、急に左目の視界に斑点が見えたそうです。そして精密検査を見送っていると急激に見えづらくなっていきました。
急いで治療を開始した鎧塚さんは、しばらくはステロイド注射でしのいでいたようです。
しかし改善する気配がなかったため、手術を決意します。手術直後は眼底の異変のため外見上は異常が分かりませんでしたが、そのうち左目が真っ赤になるなどの異常が。
そこから3カ月の間に3度の手術を繰り返したそうです。3ヶ月に3回の手術とは・・・おそらく部分麻酔でしょうが肉体的なダメージだけでなく精神的な衝撃も大きかったに違いありません。
ただ、3回手術をしても改善しなかったそうです。義眼にするしかないかと諦めていた矢先・・・
手術しても治らなくて、「もう義眼にしないといけないかな」と思い始めたときに、かまぼこの老舗「鈴廣かまぼこ」（神奈川県小田原市）の鈴木智恵子会長が、「鎧（よろ）ちゃん、私の知っている先生のところに行って」と話してくれて、ありえないくらい名医だらけの「眼科医ドリームチーム」を紹介してくれました。
【話の肖像画】パティシエ 鎧塚俊彦（１０）左目を失い見えてきたもの – 産経ニュース (sankei.com)
名医のおかげで4回目の眼球の手術は成功しましたが、それまで眼圧が高いままで目の神経が圧迫されてきたためか、光は戻らず。左目はまったく見えな状態と明かしていました。
ただ、4度目の手術の結果「視力は完全に戻らないものの、視神経が全て死んでいるわけではないため、先々若干見えてくる可能性が残っている」と回復の兆しがあることを報告されています。
そのため、今後はもしかしたら光を取り戻せるかもしれないということですね。
現在の治療は？
鎧塚さんは、これ以上目の状態が悪化しないように朝晩計7種類の目薬での投薬を続けています。
また、パティシエや情報発信をする大変な仕事をこなす中でも生活習慣に気をつけているそうです。
鎧塚俊彦は何という病気だった？
左目が失明に至った病気は何だったのでしょうか？
診断名は｢網膜中心静脈閉塞（へいそく）症｣という病気だったようです。
網膜中心静脈（網膜組織からの血液が心臓に帰るために集まってきて視神経乳頭の中心で集合した血管）に血栓が生じて、血流が低下するために、網膜全体に広く出血（眼底出血）が生じ、視力低下が生じる病気です。
病名から調べる (nichigan.or.jp)
網膜中心静脈閉塞症は非虚血型と虚血型の２つのタイプに分類され、症状や予後が大きく違います。一般的に虚血型は視力も0.1以下で、治療をしても大きく視力回復することはなく、時に血管新生緑内障から失明してしまうこともあります。それに比べ非虚血型は予後が良好ですが、発症後3年ぐらいの間に、非虚血型から虚血型に移行する場合が約30％程度あるとされています。
原因としては、
- 高血圧・動脈硬化
- 糖尿病など
と言われています。
鎧塚さんは、インタビュー記事の中で・・
朝から晩まで働いていたし、仕事柄、試食で甘いものをたくさん食べる毎日。原因として思い当たることはいくらでもありました。
【話の肖像画】パティシエ 鎧塚俊彦（１０）左目を失い見えてきたもの – 産経ニュース (sankei.com)
いくらでも原因になることはあったと語っていました。
まとめ
鎧塚さんの義眼についてまとめました。
現在まで、鎧塚さんは義眼を使っておらず視力の回復を待っている状態ですね。
なんとか回復してくれればと思います。
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