2023年4月14日、東京大学の辻省次名誉教授らのグループが神経難病の多系統萎縮症に対する世界初の治療法を開発したと発表しました。
多系統萎縮症は進行性の病気で、発症から5年で半数の患者が車椅子を使用するようになると言われ、有効な治療法が確立されていないのが現状です。
もし、この研究結果が実用化できれば、たくさんの人を助けることができますね。とても明るいニュースです。
進行性の難病で進行を抑制するような治療薬の可能性を見いだした点で非常に大きな成果だ。ゲノム解析結果をもとにここまで研究が発展してきた」と話し、難病の治療法を探す有効なアプローチを示せたと指摘した。
西城秀樹さんも罹患 多系統萎縮症に初の治療薬か – 産経ニュース (sankei.com)
辻名誉教授はこのように語っています。とても力強いですね。
そんな辻省次名誉教授の経歴や学歴をまとめました。
辻省次の経歴は?【東京大名誉教授】
辻名誉教授の経歴です。
- 昭和51年5月24日 自治医科大学内科 ジュニアレジデント
- 昭和53年4月1日 自治医科大学神経内科 シニアレジデント
- 昭和54年1月1日 国立栃木病院内科 厚生技官
- 昭和54年5月1日 自治医科大学神経内科 シニアレジデント
- 昭和56年4月1日 自治医科大学神経内科 助手
- 昭和57年11月1日 東京都臨床医学総合研究所 流動研究員
- 昭和58年11月1日 自治医科大学神経内科 助手
- 昭和59年4月1日 National Institutes of Health, Visiting Fellow
- 昭和62年5月11日 新潟大学医学部附属病院神経内科 助手
- 平成3年11月1日 新潟大学脳研究所神経内科 教授
- 平成13年2月1日 新潟大学脳研究所 所長
- 平成14年5月1日 東京大学大学院医学研究科神経内科併任
- 平成14年7月1日 東京大学・大学院医学系研究科脳神経医学専攻・神経内科
- 平成19年4月1日 東京大学大学院医学研究科脳神経医学専攻長
- 平成23年4月 東京大学医学部附属病院ゲノム医学センター長
- 平成27年4月 東京大学ゲノム医科学研究機構長
- 平成29年4月1日 国際医療福祉大学大学院医療福祉学研究科教授
- 平成29年5月16日 東京大学大学院医学系研究科分子神経学講座特任教授
- 平成29年6月13日 東京大学 名誉教授
- 平成30年2月1日 国際医療福祉大学医学部教授
- 平成30年4月1日 国際医療福祉大学ゲノム医学研究所長
惚れ惚れするような経歴の人物ですよね。
辻省次の学歴は?
辻名誉教授の出身高校は情報がありませんでした。
大学は「東京大学医学部医学科」に進学しています。
偏差値は「72.5」です。
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷7丁目3
紛れもなく国内最高峰の知能を持つ人物が集まる学部ですね。
きっと、日夜勉学に励んでいたに違いありません。
まとめ
辻省次名誉教授の経歴や学歴をまとめました。
多系統萎縮症に苦しんでいる患者さんは数多くいらっしゃいます。
本当に早く実用化できることを願っています。
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