ストレッチポールの効果は?デメリットあるの?【10年以上活用している現役理学療法士が解説】

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ストレッチポール
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「ストレッチポールってどんな効果があるの?」

「人に勧められるけど、体の何に良いのかわからない」

「姿勢を良くしたいけど、使ってみてどう?」

体のメンテナンスに効果があると言われているストレッチポール。

使ったことがない人からよく上のような質問をされます。

本記事では現役理学療法士で実際に自分の体に使ったり、患者さんへのアプローチで10年以上活用している筆者がどこよりも詳しく解説致します。

購入の際の参考となれば幸いです。

こんな悩みを持つ人にオススメ・・・

  • ストレッチポールを買おうか迷っている
  • 猫背や反り腰を治したい
  • 肩こりや腰の痛みを少しでも良くしたい

この記事の結論・・・

ストレッチポールは「猫背・反り腰など姿勢の改善」や「肩こり・腰痛などの症状改善」の効果が期待できます。

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ストレッチポールって何?

そもそもストレッチポールって一体何でしょうか?

これから解説するストレッチポールはLPNのストレッチポールのことを言います

LPNのストレッチポールは、円柱形のウレタン製のポールです。

シンプルな形状ですが多様な使い方で筋肉の凝りやこわばりにアプローチできます。

凝りやこわばりにアプローチすることで、猫背・巻き肩・反り腰など姿勢を改善し見た目・スタイルが良くなります。

また、身体の不調の改善にもつながります。

そんなストレッチポールは病院のリハ室やクリニック、トレーニングジム、整骨院などに置いてあります。

医療系やスポーツ系の施設では必ずと言って良いほど置いてあるもので、その効果は本物といえます。

身長155cm以上で一般的な健康の方であれば、男女問わず使用可能です。

身長155cm以下の方は「LPNストレッチポールMX」が推奨されています。

ストレッチポールがオススメな方「姿勢や不調を改善したい・習慣化できない方など」

ストレッチポールをオススメできる方を羅列していきます。

  • 猫背や巻き肩、反り腰・ストレートネックなど、一般的な不良姿勢を改善・軽減したい方。
  • 肩こりや腰痛・股関節痛・冷えむくみなど、身体の痛みを改善・軽減したい方。
  • 睡眠が浅く、疲労感が抜けにくい方。
  • 寝付きが悪い方。
  • 運動の前後でリラックスしながら身体のケアを行いたい方。
  • 仕事などが忙しくて習慣化できない方。
  • 股関節や肩関節の可動域を広げたい方。

このような方々にオススメできます。

どんな効果があるの?

ストレッチポールを使っていくとどのような効果が出るのでしょうか?

筋肉が緩み動きやすくなる

ストレッチポールでは頭蓋骨・背骨・仙骨の3つの部位を下から支えることで、

胸郭・肩甲帯・寛骨・股関節という荷重部位を解放することができます。

荷重から解放されることで過剰な筋肉の緊張が緩んでいきます。

過剰な緊張が緩めば体は動きやすくなります。

猫背・巻き肩・反り腰など姿勢の改善予防

ストレッチポールの上で寝ることで、寛骨に対して仙骨が後傾し、骨盤も後傾、胸を張る方向に力が誘導されます。

すると、猫背や巻き肩・反り腰といった姿勢を改善したり予防できたりします。

簡単に言えば、PCや事務作業を続けていくと姿勢は丸くなっていきますから、そのような姿勢を正常な弯曲を作りながら元に戻して維持します。

肩こり・腰痛など慢性的な症状の改善予防

肩こりや腰痛は色々な要素で出現します。

その1つの要素が「不良姿勢」です。

体が丸まっていくと腰や肩の緊張が高まっていき、その姿勢を続けていくと組織が硬化し慢性症状に移行していきます。

ストレッチポールはそのような不良姿勢とは反対の働きを促すものになります。

「不良姿勢」が原因と思われる肩こりや腰痛には効果適面です。

呼吸がしやすくなる・疲労回復

呼吸は横隔膜がメインで働いています。それに加えて、呼吸補助筋という首や腹部についている筋肉がアシストすることで呼吸をしています。

ストレッチポールを使うと、そのような筋肉の緊張を緩めたり筋肉が付いている部分を引き延ばしたりして働き易い環境にします。

また、腹式呼吸がしやすくなると、神経を落ち着かせ易くなり疲労回復にも効果があると考えられています。

寝付きが良くなる

寝付きが良くなります。

呼吸機能が改善すると腹式呼吸がしやすくなります。

腹式呼吸が深く行えるようになると、

副交感神経優位になり睡眠への導入が早くなります。

2次的にダイエット効果あり

ストレッチポール自体に直接ダイエット効果はありませんが、

姿勢を整えることで、2次的に基礎代謝を上げることができます。

デスクワークやスマホの使い過ぎで同じ姿勢のまま長時間維持することが増えると、

血液循環が悪くなってむくみや脂肪蓄積の原因になります。

ストレッチポールで筋肉を緩めると姿勢の改善や正常化に繋がり、

全身に新鮮な酸素や血液の供給を促すことができます。

機能を正しく律することで基礎代謝が上がり、

痩せやすい体質を作れるのです。

ストレッチポールに寝るだけで効果が出る理由

続いてどうして効果が出るのかを理学療法士の視点から解説していきます。

やや専門的な話になりますが、できるだけわかりやすく解説します。

他のサイトではあまり解説されていない内容ですのでぜひご覧下さい。

ストレッチポール上の特殊な姿勢

ストレッチポール上に寝ると、頭蓋骨・胸椎(胸の背骨)・仙骨(お尻の穴の上にある骨)の3つの部位を下方から支えることになります。

そして、その3つの部位が接地することで、寛骨(骨盤を作る骨)に対する仙骨後傾・骨盤帯の後傾・胸椎伸展(胸を張るイメージ)が誘導されます。

この仙骨後傾・骨盤帯の後傾・胸椎伸展が重要です。

仙骨後傾・骨盤帯の後傾

ストレッチポールの上に寝ると仙骨の下端が接地するため仙骨は寛骨に対して後傾し、骨盤帯も連動して後傾します。

骨盤が後傾すれば腰が丸くなる方向に力が誘導されるので、腰の反りを修正していきます。

また、仙骨後傾は骨盤輪が緩む姿勢になるので、骨盤帯の非対称性を改善することができます。

胸椎伸展

胸椎伸展が促されることで、胸郭挙上と胸郭の拡張性が改善します。

言い方を変えると、胸を張るような姿勢になるので、肋骨周辺が伸びるイメージです。

また、肩甲骨が脊柱に引き寄せられる方向に力が働き、

それに連動して頭が後方に変位していきます。

つまり、円背を改善していくのです。

ストレッチポールの7つのメリット・特徴

続いて、ストレッチポールの7つのメリットと特徴について解説していきます。

1年保証がついているから安心

購入してから1年間は保証がついていますので、

使用していて何か不具合があっても安心です。

ただ、1年保証がついているのは「ストレッチポール」の商標登録をしているLPNのストレッチポールだけになります。

※他メーカーから販売されているストレッチポールは1年保証はついていません。

ご購入の際は注意が必要です。

ただ、LPNのストレッチポールは人体に合わせた設計で作られています。

公式ホームページから引用します。

ストレッチポール®EXの芯材は、強度と粘度に優れたEPEを採用しています。この素材で製造できるのはLPNのみ。EPEは、耐久性はもちろんのこと、ストレッチポール®に当たる部分を適度な反発力で押すことにより、痛みなく最大限の効果を引き出します。この反発が強すぎると痛みを生じさせてリラックスできず、反発が弱すぎると変形してしまいます。常に最大の効果を生み出し、そして長く愛用していただくために、一切の妥協をせず製造しています。

ストレッチポール公式サイト|品質へのこだわり (stretchpole.com)

このように、素材については考え抜かれて作られています。

普通に使っていれば1年程度では故障するようなものではありませんから、心配は不要です。

体のケアが簡単

ストレッチポールの基本的な使い方は、ストレッチポールの上で寝るだけです。

15分程度寝るだけで勝手に体の各部位の緊張が落ちていき、

筋肉がすこしずつ伸びて姿勢が修正されていきます。

そして、寝たままで「ベーシック7」という7つの基本的な運動を行うことで、

より効果が出やすくなります。

ベーシック7のやり方

LPN公式が出している「ベーシック7」のやり方です。

短時間で行えるから習慣化しやすい

ストレッチポールの実施時間は1日10~15分程度です。

ほとんどの場合、その程度の時間で効果が出ます(個人差あり)。

連続15分以上の長時間の使用になると

背骨や骨盤の接地している部分に痛みが出てしまうことがあります。

その場合は実施時間を半分にして2回に分けて行うなど工夫をすると良いでしょう。

そのような工夫で痛みは避けられますし、十分な効果が見込めます。

即時性がある

ストレッチポールの使用前後で体への効果がはっきり出ます。

例えば、ストレッチポールを使う前に床に仰向けで寝たとして、

腰が反っているような人の場合、

10~15分のエクササイズで反りが改善することを経験できます。

耐久性がある

私はLPNのストレッチポールをかれこれ5年程度使っていますが、

購入した当初と使用感は大きく変わりません。

つまり、長い期間毎日使っていても品質保持できているということです。

東京高等学校陸上部では、ストレッチポール®を使用したコアコンディショニングを採⽤しており、13年以上使用されたストレッチポール®が6本ありました。

ストレッチポール公式サイト|品質へのこだわり (stretchpole.com)

このように、長期間の使用にも耐えられる設計となっています。

エクササイズ効果のアップ

ストレッチポールを使用すると、エクササイズ効果のアップを見込めます。

私の場合リハビリのシーンで患者さんに利用しますが、

その際、本格的な筋力トレーニングや姿勢修正トレーニングを行う前に、

まずストレッチポールでコンディショニングをして頂いています。

上でも解説してきたように、ストレッチポールに仰向けで乗ると筋肉がストレッチされ呼吸もしやすくなります。

深呼吸が自然と行えると副交感神経優位になり体がリラックスします。

この状態になってから筋力エクササイズなどをすると、筋が賦活しやすく姿勢修正が容易になるのです。

エクササイズの効果をアップさせるには持ってこいの道具です。

ストレッチポールのデメリットは?

メリットは多くありました。

ではストレッチポールのデメリットは一体どのようなものでしょうか。

長時間仰向けで乗るとカラダを傷めることがある

上でも解説しましたが、ストレッチポールに仰向けで寝た場合の支持面は3点になります。

それは頭蓋骨・胸椎・仙骨です。

主にこの3点のみで支持されるので、

圧がその3点に集約されることになります。

圧分散があまりできないので、長い時間仰向け姿勢を続けると圧縮応力がかかり、

接地面に痛みが出てくる恐れがあります。

そのため、一般的には連続使用は10~15分までと決められています。

また、痩せ型の人はさらに短時間で痛みが出る可能性があるので、

時間をより短くするなどの工夫が必要です。

リハビリで患者さんに使う際は、痩せ型の人に対しては、

骨が接地する部分にクッションを引くなどして実施したりしています。

類似品と比べると値段が高く感じる

ストレッチポールには多くの類似品があります。

一般的に、そのような類似品は正規品よりも安価で売っています。

例えば、

このような商品や、

このような商品ですね。

値段的には正規品に比べて半額以下で購入できます。

「こちらの方が良いのでは?」

と感じる人もいるかもしれませんが、

やや壊れやすい印象です。

また、使っていて体が沈み込むことも多いようで、

接地面からの反力が有効に働かないこともありそうです。

LPNのストレッチポールのように、適度な硬さでなければ良い効果は得られないでしょう。

1年保証もついていないため、逆を言うと壊れやすいとも考えられます。

長期間使うとカバーが伸びる

5年や10年など長い期間使っていると、稀に表面のカバーが伸びることがあるようです。

私が今までに使ってきたストレッチポールは特にカバーが伸びたことはありませんが、

時々あるという話を聞きます。

ただ、使用感はあまり変わらないようですから、

ストレチポールの上に寝てエクササイズをするという目的であれば、

そこまで気にしなくても良いとは思います。

使わない方が良い人もいる

ストレッチポールを使わない方が良い人もいます。

それは、健常な状態ではない人です。

具体的には、

  • いろいろな病気(骨折や脳疾患、内部疾患など)の急性期
  • メニエール病などのめまいを来す場合
  • 重度の腰痛症がある
  • 高齢の場合

などです。

つまり、なんらかの病気が急性期であり、その治療中であったり、

立てない程の腰痛症を持っていたり、運動自体がNGな人は使うべきではありません。

運動によって症状が増悪する可能性があるといえます。

また、高齢でストレッチポールから落ちてしまって骨折してしまったという事例も聞いたことがあります。

そのため、年齢が高くストレッチポールを安定して使う自信のない人は使用を控えた方が良いでしょう。

リハビリで用いる場合も、ストレッチポールへの移乗リスクがある人に対しては用いることはありません。

(ストレッチポールMXが高齢者用として推奨されています。EXよりも小さく作られていますが注意が必要です)

LPNストレッチポールの口コミ

LPNのストレッチポールに対する口コミを集めました。

このように、Twitter上のストレッチポールの口コミは良いコメントが多いです。

しかし一方で・・・

このように、具体的にどの位使ったかはわかりませんが、おそらく使い過ぎてしまったがために体を痛めてしまったようです。

とはいえ、Twitter上の口コミは8割強は良い感想でした。

このことからも、ストレッチポールの使い勝手は良いと思われます。

ストレッチポールの種類と選び方「基本はEX」

LPNのストレッチポールには種類があります。

【EX】

対象:身長155cm以上 

特徴:長さ約98cm|直径約15cm|重量約700g

【MX】

対象:155cm以下 ご高齢の方 

特徴:長さ約98cm|直径約12.5cm|重量約900g 素材の外側に柔らかいウレタンが巻かれている

【ハーフカット】

対象:出張の多い方 がっつりトレーニングしたい人 乗るのが怖い方 

特徴:長さ約40cm|幅約15cm|高さ約7.5cm|重量約220g|重量約220g(1本あたり) 2本1セット かまぼこ型 底面が平型で安定している

どれを使えば良いの?

基本的には機能は変わりませんので、健常な方であれば一般的なEXを使うと良いでしょう。

ただ、身長によってはEXとMXを使い分けると良いと思います。

私は高齢の方に対してのリハビリは、MXを使っています。

ハーフカットは安定していますがかまぼこ型のために転がらないので、

転がしてトレーニングしたい人はEXかMXにしましょう。

ちなみに、カラーによって価格が違います。

カラーは5色あり、

  • ネイビー
  • ピンク
  • イエロー
  • ライトグリーン
  • アイボリー

と、バリエーションがあります。

EXは「ネイビーが9,350円」「その他のカラーは9,790円」
ハーフカットの値段は「ネイビーが7,150円」「その他のカラーは7,480円」

ネイビーが少し安く若干お得です。

ストレッチポール購入時の注意点「LPNが販売しているか確認する」

ストレッチポール」はLPN社が商標登録している商品です。

似たような商品が色々なメーカーから販売されていますが、

それらは全てストレッチポールではありません。

そのため、他のメーカーのストレッチポールを購入してしまったということがないようにしましょう。

アマゾンや楽天などで購入する際はお気をつけください。

1年保証がついているのはLPNストレッチポールのみです。

LPNストレッチポールのリンクを貼っておきます。

LPNストレッチポールと他社の類似品はどちらがオススメ?

いろいろなメーカーから同じような商品が販売されていますが、

どれを使うのがオススメなのでしょうか?

先ほども少し解説に出てきたのですが、

LPNのストレッチポールは圧分散と床反力を考えた上での商品の硬さとなっています。

他の類似品はやや柔らかい素材を使っていたり、硬すぎたりすることがあるようで、

効果的な反力を生じさせることができないでしょう。

難しい話ですが、脊柱や仙骨などの接地面から出る床反力は適切な硬さであればあるほど、効果的な外的モーメントを生み出します。

良い効果を得るにはLPNストレッチポールがベストチョイスと言っても良いでしょう。

ややコストが高い面はありますが、

購入後に何年も使い続けられること、適切な運動ができ体に良い刺激を与えられることなどを考えるととてもコスパが良い商品と言えます。

ストレッチポールの効果は?デメリットあるの?のまとめ

ストレッチポールの概要や、メリット・デメリットなどについて解説しました。

理学療法士として患者さんにも使って頂いていますが、

筋肉の緊張を落として柔軟性を向上させたりする際に、

とても大きな力を発揮します。

いわゆる即時効果が出ます。

また、姿勢修正をする際にも活用しますが、

長期的に使えば猫背や反り腰の改善にも効果が見込めます。

使用時間も10分程度と習慣化しやすく、

1日短時間でボディメイクできるのであれば使わない手はないですよね。

肩こりや腰の痛みや張り感にも効果を発揮します。

もし購入に迷っているようであれば、

ぜひ前向きに購入を検討していただけると良いかと思います。

この記事がお役に立てれば幸いです。

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