今回は、JR仙台駅の東北新幹線内に薬品を持ち込んだとされる人物について取り上げていきます。
10月9日正午頃、JR仙台駅の東北新幹線の車両で、薬品が漏れたと消防に通報があり、少なくとも子どもを含む6人がけがなどをしていると報道されました。
トラブルが起きたとされる東北新幹線の車両からは白い煙が上がっていたようです。
一体、何という薬品で、持ち込んだ人物は誰だったのでしょうか?
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【特定?】カバンの持ち主は誰?薬品は何?【JR仙台駅東北新幹線】
隣の車両にいた方にインタビューされていました。
このインタビュー内容からすると、薬品は・・・
- 試薬の硫酸
であることが明らかになっています。
硫酸はかなり危険な薬品として有名ですよね。
また、濃度はどの位のものだったのかも気になります。
感じからすると、濃硫酸の可能性もありそうですが。
もし、本当に硫酸だとしたら、そもそも車内に持ち込んでも良いものなのでしょうか?
JR東海の旅客営業規則によると「硝酸、硫酸、塩酸、塩化スルホン酸(塩化スルフリルを含む。)、沸化水素酸」といった「危険品」は持ち込めないとされています。しかし「酸類で、密閉した容器に収納し、且つ、破損するおそれのないよう荷造りした0.5リットル以内のもの。」であればOKです。
続く危険薬品のトラブル 列車持込NGの物とは? | 乗りものニュース (trafficnews.jp)
一応、条件次第では持ち込んでも良いようですね。
ただ、過去にも・・・
- 2014年1月22日、東海道新幹線の名古屋駅ホームにて乗客が硝酸の入ったガラス瓶を破損。トイレに硝酸を捨てようとしたところ煙が発生し騒ぎに。
このような出来事が起こっていました。
得体が知れないだけに恐いですよね。
今回は研究用として運搬していたということでしょうか?
カバンの持ち主は誰?
現在のところ、カバンの持ち主はわかっていません。
現在までわかっている情報は・・・
- 持ち主は乗客の男性
- ケガ人のうちの一人
だったようです。
男性は「危険なものではない」と言っていたという証言があることから、その場を落ち着かせようとしていたとも考えられます。
また、自分も被害者のうちの一人であることからも故意に行ったわけではない気がしますね。
現在、警察に聴取されているようです。今後情報がありましたら追記していきます。
【追記】
カバンを持っていたのは東京都内に住む40代の地質調査会社に勤務する男性とわかりました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7d9ecc55fbaa9d30d421b39aa8d9db68beca9760
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