2023年1月21日、プロボクサーである星野真生さんが主催するイベント「HEARTS」に登場しました。そこでゆたぼんさん自身3戦目となるボクシングマッチに臨むも、0-3の判定で敗れてしまいました。
今回、ゆたぼんさんは惜しくも敗北してしまいましたが、果たしてゆたぼんさんはボクシングが弱いのでしょうか?
本記事では、ゆたぼんさんはボクシングが弱いのかどうかをまとめました。
ゆたぼんはボクシングが弱いの?
試合の模様は4:48~。
ゆたぼんさんは赤コーナーの金色のボクサーパンツです。
試合を見る限り、1R目は左右へのステップも踏めてますし意外にウィービングも出来ているように見えます。また、手数もそれなりに出ていますし、顔やボディへの打ち分けも出来ていますね。
相手のパンチもある程度見えており、それなりに避けれています。
何より逃げることなく相手の懐に入ろうとする姿勢があり、結構良い勝負できているように感じます。
2R目に入ると、相手に比べて手数が少なくなりステップも少なくなりました。ガードも下がってきてしまい、パンチも軸のない手打ちのようなパンチとなってしまっています。
失速したのは目に見えてわかりましたが、それでもダウンすることなく前に出る姿勢を持ち続けていました。
スタミナ切れ
試合は1ラウンド1分30秒の2回戦(2ラウンド)限定マッチ。
1R目は概ね互角の展開、2R目は押しきられてしまっています。
これは間違いなくスタミナに問題がありそうです。
2R目に入ると、ゆたぼんさんの足が止まり始めます。対して相手の選手は構えを崩さず1R目と同様の動きでゆたぼんさんに迫ります。
もう少しゆたぼんさんにスタミナがあれば、1R目と同じような展開でさらに良い勝負ができたのではないかと思います。
リーチ差
相手の選手はゆたぼんさんに比べて8cm身長が高かったそうです。
一般的に「身長=両腕を横に広げた時の長さ」と言われていますから、リーチ違いで既に不利な状況になっていたと思います。
動画をみると、ゆたぼんさんは距離を取られてしまっており懐に飛び込めずなかなかインファイトで勝負できていないように感じます。
相手のリーチの長いジャブで牽制されていますね。
手数の少なさ
相手の選手に比べてゆたぼんさんは手数が少なかったです。
手数が少ないので相手にペースを握られてしまっています。
もう少し手数を多く出せていれば相手を下がらせることができていたと思います。
ゆたぼんはボクシングが弱くない
今回の大会の主催者によると、ゆたぼんの相手は年齢、ボクシング歴、実力は同等レベルとしています(ゆたぼんさん本人は格上と言っている)。
同じくらいの実力のある人と戦い、それで負けてしまったわけです。
ですが、これでゆたぼんさんがボクシングが弱いとは言えないでしょう。
むしろまだ中学生であり、中学生でここまで動けるのですから今後の伸びしろは大きいのではないでしょうか。
そもそも今回が初めての公式戦であり、まだまだ実績を積めていない状況です。
「強い」とも「弱い」とも判断できないですよね。
ただ、ゆたぼんさんのボクシングは果敢に前に出るスタイルでとても良かったです。
実際に試合を観た方々にも感じるものがあったと思います。
Twitterでは・・・
結構辛辣な意見もありましたが、称えている意見もありました。
ただ、今までの経緯がありますから素直に応援できない人も多いでしょうね。
過去のいざこざを抜きにしてフラットのスタンスで観るとなかなか良い試合だったと思うんですけどね。
ゆたぼんの今後は?
ゆたぼんさんの今後はどうなのでしょうか?
「またボクシングの練習はする。ボクシングとYouTubeが大好きなので全力でやる。YouTUbeが3、ボクシング7で練習してきたけど、五分五分…YouTube6くらいに」
「オファーがあればリングに上がりたい。リベンジしたい」
ゆたぼん、学園生活楽しむ〝リア充〟中学生にボクシングで完敗し涙 YouTubeは再開宣言(よろず~ニュース) – Yahoo!ニュース
ボクシングをメインに据えるのかと思いきや、YOUTUBE活動の割合を増やすのですね。
これではリベンジは難しい感じがしますが。
最近のゆたぼんさんの動画は再生数が激減していますし、YOUTUBEの運営をどうしていこうか迷ってしまっているのでしょう。
ゆたぼんさんは学校に行かない分、義務教育卒業の資格をもらえません。そんな人間が一般企業に就職することは容易ではないでしょう。
そうなると今後は起業など個人事業で金を稼いでしか生きていけないわけですから、どうやってお金を稼いでいこうかをメインに考えていく必要があります。
ゆたぼんさんにとってはそれがYOUTUBEですから、YOUTUBEへの力を抜くわけにはいかないのでしょう。そりゃ、ボクシングをしている暇はないですよね。
中学生にして過酷な運命を背負ってしまったと思います。
まとめ
筆者はゆたぼんさんに対してあまり良い印象を持っていませんでしたが、今回の試合後の控え室での一幕を見ていると相手への礼儀や思いやりを持って接することができるゆたぼんさんの人間性を垣間見ることができます。
ニュースで取り上げられるゆたぼんさんとは少し乖離があるようで、「ゆたぼん」というキャラクターを演じている一人の少年なんだなと感じます。
ボクシングをこのまま続けて、同年代の心を通わせられる友達がたくさんできると色々違ってくるのかなと思います。
ぜひ今後も頑張って、ボクシングの腕を磨いて心身ともに強くなって欲しいですね。
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