2023年4月30日、「天皇賞・春」で1番人気のタイトルホルダーが4コーナー付近に差し掛かった際、ズルズルと後退してしまいました。
そして競走中止となっています。
一体何があったのでしょうか?
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【追記】
栗田師はレース後、タイトルホルダーについて「下り坂で(フォームが)バラけたみたい。馬は大丈夫そうです。(症状としては)右が硬いですね。これから検査します」と説明。JRAはその後に「右前肢ハ行」と発表した。
【天皇賞・春】競走中止のタイトルホルダーは「右前肢ハ行」 アフリカンゴールドは「心房細動」(スポニチアネックス) – Yahoo!ニュース
とりあえず馬体は大丈夫のようです。
ただ、「ハ行」は病気の名前ではなく「歩き方がおかしい」という症状を指す言葉であるため、「ハ行」を起こしている原因を検査していくのでしょう。
ちなみにハ行の原因には・・・・
馬の跛行(ハコウ)の種類・原因・見分け方を解説 ~馬の健康状態を知る~│馬uma サポート (wagian.work)
- 腱や靭帯の異常・・・浅屈腱または深屈腱の炎症など(競走馬のエビは浅屈腱が多い)
- 蹄の異常・・・蹄葉炎、蟻洞、裂蹄など
- 外傷や局所感染・・・傷腫れ、フレグモーネなど
- 筋肉の異常・・・コズミ(筋肉痛)、筋肉の炎症など
- 神経の異常・・・神経痛など
- 骨の異常・・・骨折、骨瘤など
これだけあるそうです。今後の情報が待たれますね。
脚を痛がっていた素振りがあった?
タイトルホルダーは競争を中止した後の映像で脚を痛がっていた素振りがありました。
骨折をしていなければ良いのですが・・・。
剥離骨折:小さなひび、骨が欠けた、或いは剝がれた状態。
粉砕骨折:骨に亀裂が入り、文字通り骨が粉々に砕けた状態。
開放骨折(複雑骨折):折れた骨片が皮膚を突き破った状態。
骨折にも種類がありますが、剥離骨折は軽症ですが、粉砕や開放骨折では回復まで時間がかかりそうです。
あるいは、心房細動の可能性もありますね。
心臓に異常な電気信号が起こり、心房が規則正しいリズムを失う不整脈の一種。競走馬がレース中に発症すると、血液を全身に上手く送り出せなくなるため、急激に失速する。ヒトの心房細動と異なり、全く異常のない競走馬がレース中に突如として発症し、特に治療を行なわなくても治癒するものがほとんどである。
心房細動(競馬用語辞典) JRA
馬運車には自力で乗れたシーンを目撃した人も多いようです。
自力で帰れるレベルであったということは心房細動だったのかもしれませんね。
骨折よりも心房細動のほうがまだマシな気がします。
骨折だけは避けていて欲しいです。
SNSでは・・・
SNSでも、まさかの事態に驚いている声で溢れていました。
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