2023年2月11日、上空4万フィート(約1万2000メートル)を飛行していた無人の物体を米戦闘機が撃墜したという報道がありました。
2月に入ってアメリカ軍が偵察気球を撃墜した話題があり、国防レベルのエピソードが続き騒然としてきています。
偵察気球は中国が自国の物と認めていました。
では今回撃墜された未確認飛行物体も中国のものなのでしょうか?
本記事では、未確認飛行物体が中国のものなのかまとめていきます。
未確認飛行物体は中国から?アラスカ上空4万フィートで撃墜!
再び、飛行物体が飛来し今度はアラスカで撃墜されました。
現時点で判明している、今回の物体についてまとめます。
大きさは小型車ほど
アメリカの小型車のサイズは概ね5m程度です(参考:アメリカの自動車ランキング)。
つまり、1万2000m上空を5m位の小さい物体が浮遊していたということになります。
レーダーに反応していたのでしょうか?
地表からでは見えなさそうですよね。
前回の偵察気球は全長60mということもあって、目撃者が多数おりSNSでも映像が多く流出していましたが今回は映像がほぼないですね。
おそらく地上からはほぼ目撃できなかったのではないでしょうか?
映像は上空1万メートルから景色です。実際はさらに2000m上空を飛行していたわけですから、地上からはほぼ見えないでしょう。
操縦型ではない
前回の偵察気球は操縦ができるタイプで、航路を選択できましたが、今回のタイプは操縦することができず、風の力で進路を漂いながら進むタイプだったようです。
ちなみに一般的な気球は高度500~900m程度を飛行します。
また、ドローンは法律の問題で最大150m上空までしか飛ばせないそうです(アメリカは120m以下)。
ですが、法律度外視をして飛ばしたとしてもそこまで高くは飛ばせないでしょう。
今回の飛行物体は高度12000m程度。どんな作りなのか気になりますね。
無人機だった
前回の偵察気球と同様に、有人機ではなく無人機でした。
無人機だからこそ撃墜できたわけですね。
撃墜時は
アラスカ横断し海上6000m高度を北極方向に時速32〜64kmで飛行していたところを撃墜された。
国有か個人所有かわからず、目的も判然としない
現時点では国有か個人所有かもわかっていません。
また目的もわかっていないようです。
撃墜された飛行物体の破片を検証していくそうなので、そこで判明してくるでしょう。
報道があり次第追記します。
未確認飛行物体は中国から?
未確認飛行物体は中国からのものなのでしょうか?
アメリカにはUFOなど、よく未確認飛行物体が出現します。報道が出る度にその都度スルーしていたアメリカ政府。
今回大きく違うのは撃墜したということです。しかも政府が公表していますね。いつもの未確認飛行物体とは明らかに違うのでしょう。
そして、今回の件は中国への当てつけとも取れます。
実は中国は前回の偵察気球を世界40ヶ国に飛ばしています。
米国務省高官は9日、米上空を飛行した中国の偵察気球の写真を分析した結果、複数のアンテナなど通信傍受機器が搭載されていたと明らかにした。中国がこれまでに五大陸の40カ国超の上空に偵察気球を飛ばしていたと指摘。
中国の偵察気球、日本も標的か 飛行40カ国超、通信傍受機器|あなたの静岡新聞 (at-s.com)
また、中国は精度の高い「吉林1号」などの偵察衛星を持ち、前回の偵察気球も所有しています。
つまり軍事用に偵察で情報収集をしていることが明らかです。
断定はできませんが、今回の件ももしかしたら中国が偵察用にアメリカに飛ばしてきたと考えられますね。
そして、秘密裏に中国のものと判断できたため撃墜したと・・・。
SNSでは・・・
まとめ
本記事では、未確認飛行物体が中国のものなのかまとめました。
断定はできませんが、今までの経緯やすぐにアメリカが撃墜したということから中国製の可能性がありますね。
今後、残骸回収で判明すると思われますので、わかり次第追記します。
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