松本伊代さんが、11月24日に行われたオオカミ少年(TBS系)の収録で腰椎を圧迫骨折していたことが26日に報道されました。
全治3ヶ月のケガだそうですが、一体どのような状況なのでしょうか?
リハビリ専門家の視点から記事をまとめました。
松本伊代ってどんな人?
松本伊代さんのプロフィールです。
- 氏名:松本伊代(まつもと いよ)
- 生年月日:1965年06月21日(2022現在 57歳)
- 出身地:東京都大田区
- 血液型:B型
- 星座:双子座
- 夫:ヒロミ
- 職業:ジャンル歌手、役者・俳優、タレント
- デビュー曲:センチメンタル・ジャーニー
伊予さんは中学3年生の時に原宿でスカウトされました。そして翌年1981年に第5回長崎歌謡祭にてグランプリを受賞。当時から歌がうまかったのですね。
同年、TBS系『たのきん全力投球!』の田原俊彦の妹役オーディションに合格し芸能界デビューを果たしました。
そして同じ年の10月21日「センチメンタル・ジャーニー」でアイドル歌手としてもデビューしたのです。
どんな落ち方だった?
動画はオオカミ少年の「ソクオチ」という企画です。この企画はクイズに不正解だと落とし穴に落ちるというものでした。
落とし穴は2.7mの高さであり、穴の中は敷き詰められたウレタンがクッションになるようになっています。
落ち方ですが、立った状態からそのままの姿勢で穴に落ちていきます。そして立った姿勢又は少し座った姿勢でウレタンクッションが衝撃を吸収する形になります。
なぜ骨折したのか?
番組スタッフが、事故が起こらないように事前にシミュレーションを繰り返し行っていたようですが、なぜ事故が起こってしまったのでしょうか?
年齢を考慮していなかった?
伊予さんは現在57歳になります。57歳というと、年齢的には初老に差し掛かってきている年齢といえます。
そして、閉経のため骨密度が低下している可能性が高く、骨粗鬆症になりやすい状態だったのかもしれません。
そんな状態で高い場所から着地した場合、いかに衝撃を吸収できる素材であっても骨折のリスクは低くないでしょう。
衝撃を吸収できなかった?
立ったままの姿勢で穴に落下していくので、足からウレタンに接地しているはずです。足から接地後、ウレタンによって衝撃が吸収されながら、勢いが弱まった状態でお尻の部分もウレタン部分に接地したと思われます。
勢いが完全に弱まったわけではなくお尻が接地したため、衝撃を吸収することができずに腰の骨に外的なストレスがかかってしまったのはないでしょうか?
当たり所が悪かった?
お尻の部分が地面に接地すると、筋肉や脂肪が厚いお尻を突き抜けて腰に衝撃が伝わります。落とし穴に落ちた時の当たり所が悪かったのかもしれません。
なぜ事故が起こった?
コンプライアンスがさけばれている昨今、番組スタッフは事故が起こらないように事前に何度もチェックを重ねていたと思います。
おそらくスタッフが被験者になって何度も実施していたかと思われますが、年齢や性別などについての配慮が乏しかったのではないでしょうか?
伊予さんは57歳の女性であり、 見た目が芸能人でお若く見えたとしても肉体的な衰えは必ずあるはずです。
結果論になってしまいますが、もう少し配慮が必要だったのかもしれませんね。
腰椎圧迫骨折した場合の今後は?
破裂骨折までいかない圧迫骨折のようですから、保存療法の可能性の方が高い印象ですね。
もし保存療法であった場合、痛み止めを内服しながら体幹コルセットを着用して座ったり立ったりの練習をしていきます。
また、車椅子に乗ることができたら今度は歩く練習を進めていくことになるでしょう。
一昔前までは、受傷して痛みが治まるまでは寝たきりを余儀なくされていましたが、最近は体力が落ちないように我慢できる痛みの範囲内で活動をしていきます。
11月24日に受傷して救急車で病院に運ばれているとしたら、今週中にコルセットを採型し、来週コルセットが完成し、活動を促されていくでしょう。
ただ、このあたりは主治医の考え方次第ですから、全てこうというわけではありません。
通常、3週前後で動く時の痛みは楽になってくることが多い印象です。ただ、予防と治療のためコルセットは2ヶ月程度は着用していくはずです。
コルセットを着けていると、体の動きが制限されますし、胸部を圧迫されるので呼吸がしずらくなったりするので苦労します。
SNS上では?
Twitter上では、年齢を考えろという意見が多数占めていました。常識的に50台後半の女性を落とし穴に落とすのはどうかという感じですね。
まとめ
松本伊代さんの腰椎圧迫骨折について紹介しました。全治3ヶ月ということで、恐らく保存療法になるのではないでしょうか?
今後骨折部が治ってきたとしても、姿勢が崩れたままになる可能性があります。ただ、見た目が重要な芸能人の方ですから、姿勢を修正するようなリハビリも一緒に進めていくかもしれませんね。
本来起こるはずのないような事故を起こさないためにも、徹底的に事故の検証を行い、再発防止につとめてもらいたいですね。
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