宇都宮准看護高等専修学校(宇都宮市)は6日、生徒20人が2月に宮城県で受けた准看護師試験について学校側のミスで受験資格が無効になったと発表しました。
学校側のミスとは「修業証明書が締め切りまでに届かなかったこと」です。
要するに受験をするための必要書類が揃わずに受験資格が得られなかったということですね。
具体的には・・・
学校が発行する修業証明書を今月2日朝に速達の簡易書留で出したが、翌3日午後2時半すぎに宮城県庁に到着。同日正午必着の締め切りに間に合わなかった。
准看護師試験、生徒20人無効に=学校側ミスで書類届かず―栃木 – ライブドアニュース (livedoor.com)
ということです。
なぜこのようなミスが起きてしまったのでしょうか?
【追記 2023/03/08】
無事に栃木県で行われた受験で20名全員合格していたようです。良かったです。
卒業証明書の提出が遅れたために、宮城県の准看護師試験の受験資格が無効となった宇都宮市医療保健事業団付属宇都宮准看護高等専修学校2年生20人が、本県の准看護師試験に全員合格したことが8日、同校への取材で分かった。
准看護師受験無効の20人、本県試験で全員合格 宇都宮の専修学校|社会,速報|下野新聞「SOON」ニュース|下野新聞 SOON(スーン) (shimotsuke.co.jp)
専門学校側は今後、再発防止対策を施していくそうです。
准看護師試験が無効に!学校のミスが起きたなぜの理由!
上にもありますが、3日の正午必着の締め切りに対して2日朝に速達の簡易書留で送っています。
締め切りの前日に送ったということですね。
①締め切り前日に送っても間に合うと勘違いした
栃木県の学校から受験先の宮城県庁に送っています。
実際に、朝出して翌日の正午までに届くものなのでしょうか?
実は、郵便局のHPで郵便番号から配達日数を確認することができるようになっています。
試しにチェックしたみますと、宇都宮市から宮城県庁までは「午前中」に出したら「翌日の午後」に配達されると出ていました。
速達で出せば間に合うと思っていたのでしょうが、
ポスト投函→集約局→運送→集約局→県庁という流れの中で、配送の場合は何が起きて「届け遅延」になるかわかりません。
確かに速達なら届くと考えてしまうかもしれませんが、念の為に締め切りから数日前に書類が届くように手配するのが常識ではないでしょうか?
見立てが甘過ぎたのでしょう。
②2月5日の栃木県の試験は受験できている
宮城県の試験は書類が間に合わず受験資格がありませんでしたが、宮城県の試験の前に栃木県の試験は2月5日に受けることができています。
つまり、栃木県で受験した時には宮城県の申込時に必要な書類は既に揃っていたはずです。宮城県の試験に申し込みをした際にどうして書類を添付しなかったのか不明です。
職員の考えがそこまで至らなかったのでしょうか?
③職員が多忙過ぎた?
もしかしたら職員が多忙過ぎたのかもしれませんね。
業務量に対して職員数が足りていないため、本当はもっと早く書類を提出しようとしたにも関わらず忘れてしまっていたのかもしれません。
遅く出す理由はまったくありませんから、おそらく忘れてしまっていて期間が直前に迫ってしまったのかもしれませんね。
今後は?
今後はどうなるのでしょうか?
生徒らは2月5日の栃木県の試験も受けており、3月7日に発表される合否結果を踏まえて、今後の対応を決めるとしている。
准看護師試験、生徒20人無効に=学校側ミスで書類届かず―栃木 – ライブドアニュース (livedoor.com)
もし3月7日の合格発表で残念ながら落ちてしまった生徒がいた場合、学校側はどのように責任を果たすのでしょうか。
追試も受けられないとしたらまた来年の試験になると思われ、その場合の機会損失の費用等についてどう対応するのか・・・判明し次第追記します。
まとめ
栃木県の試験で無事に全員が合格していれば良いのですが。
それでも、今後このようなミスが絶対におきないように学校側は対策を講じなければなりませんね。
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