令和5年3月13日以降、政府が推奨するマスクの着用ルールが緩和されると報道されました。
それによって、新型コロナウイルス感染拡大前のマスクなし生活に戻ろうとしています。
ただ、マスクを外すと怖い・恥ずかしいという思いがありすぐにコロナ禍前の風景には戻らないと言われているようなのです。
本記事は、マスクを外す(脱マスク)のが怖い・恥ずかしいという理由についてまとめました。
マスクを外す(脱マスク)のが怖い・恥ずかしい!その理由は?
マスクを外すのが怖い・恥ずかしいと感じている人が多いようです。どういうことなのでしょうか?
衛生面から
コロナウイルスの脅威はまだ続いています。実際に感染してしまい諸症状に苦しむ患者さんは全国的にまだまだ多いようです。
そのため、感染という観点で言えば容易にマスクを外すことは難しいと感じます。
「マスクを外すと自分や相手の感染リスクが上がる」と考えられているため、感染への恐怖がありなかなか外すことはできないでしょう。
マスクを外すのが怖いというのもわかる気がしますね。
心理面から
衛生面だけでなく心理面もかなり影響しています。
顔を見せるのが恥ずかしい
まず、コロナが流行して3年を超えました。その間、他人と接触する際はほとんどの場合マスクをしていたはずです。
つまり、他人と関わる時に自分の顔を隠したまま交流していたことになります。
自分の顔を相手に見せることになるわけですが、あまり見せていなかったため恥ずかしい感じがして戸惑いますね。
また、マスク美人という言葉があるように、自分のビジュアルを相手に必要以上に期待させてしまってますよね。
イメージ(期待)よりも悪いと思われたくない心理が働き、自分の顔を見せるのが恥ずかしいと思ってしまってマスクを外したくなくなるのです。
山口教授は、コロナ禍前に女子大学生にコンプレックスを感じる顔の部位について、アンケートしたことがある。顔の輪郭、鼻、口、額、目――の順に、劣等感を感じる割合が高かった。「女性は男性よりも『見られる』ことを意識します。恥ずかしいと感じている場所を、ちょうどマスクが覆い隠しているんですね」
下着と同じという人も 脱マスク、広がるのはGWごろ? その心理(毎日新聞) – Yahoo!ニュース
コンプレックスを感じる部分がマスクの下に多いというアンケート結果もあるみたいです。そうなると、余計に外したくないと思いますね。
同調圧力
日本人は集団行動に長けている民族です。協調性が高いゆえに、同調しやすいと言えます。つまり周囲がマスクをしているとそれを見て自分もしなければと思い外さないということが起きるでしょう。
また、マスク解除になったとしても最初のうちは浸透せず「なんで外してるの」と思う人が多くいると思われ、その圧力に負けてマスクを外すのに時間がかかると思われます。
どうしたら良いの?
衛生面に対しては、コロナに対する治療薬が待たれるでしょう。インフルエンザで言えばアビガンのような効果が高いと思われる薬ですね。
結局は薬があれば治るわけですからマスクをして必要以上に恐れることはなくなりますね。
あとはモラルの問題になると思います。
心理面については、マスク解除になる前から少しずつ顔をお手入れしていくと良いでしょう。
男性であれば髭の手入れや女性であれば化粧の見直しですね。
また、口臭や歯のホワイトニングなど外見に注意を払うとよいと思います。
少しでもマスクのイメージから離れないようにあらがう努力も必要なのではないでしょうか。
また、さきほどは同調圧力でマスクを手放すのが遅れると解説しましたが、場合によっては一気にマスクを外す人が増えるかもしれません。
日本国内では、約3年もの間窮屈な生活を強いられてきました。決してマスクは強制ではありませんでしたが、強制に近しい空気の中で生活をしてきたため、我慢の限界が近い人もいるでしょう。
そのような人たちが一斉にマスクを外したとすると、逆にそちらに同調していく人たちが出現し一気にマスクの解除が進むかもしれませんね。
日本人は良い意味でも悪い意味でも協調性が高いので、どちらのケースも起こり得ますね。
どちらにしても、遅かれ早かれマスクは解除されていくでしょう。
それを見越して、マスクを外すことが恥ずかしくないように準備をしていったほうが良さそうですね。
まとめ
本記事は、マスクを外す(脱マスク)のが怖い・恥ずかしいという理由についてまとめました。
マスク解除は衛生面と心理面で怖い・恥ずかしいと思う人が多いようです。
衛生面については引き続き有効な治療薬の出現を待つことになるでしょう。また心理面については自分自身で手入れをして心の準備をしなければならないでしょう。
でも、自分だけでなく周りも同じ条件ですから特別怖いことはありません。お互い様なのですから。
早くコロナ前の日常に戻って欲しいものですね。
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