ここ数日、アメリカやカナダで偵察気球や未確認飛行物体が撃墜されたという報道が後を絶ちません。
偵察気球については中国は自国の物と明かしており、他の未確認飛行物体についてもどの国の所有物か解明されつつあります。
そんな中、中国にも未確認飛行物体が領空侵犯したという報道がありました。
そして中国は、
アメリカの気球も中国に不法に侵入していたと主張。
中国外務省の報道官は13日午後の会見で「アメリカの気球が去年の1月1日以来、十数回、中国の領空に侵入していた」と発表。
【速報】中国外務省「アメリカの気球が去年以来、十数回中国領空に不法侵入」(テレビ朝日系(ANN)) – Yahoo!ニュース
と、過去自分の国もアメリカの脅威にさらされていたということを発表をしたのです。
なぜ今、このタイミングで発表という感じですよね。かなり胡散臭い感じがしてしまいます。
実際、アメリカは中国に気球を飛ばしているのでしょうか?
本記事では、アメリカが中国に偵察用の気球を飛ばしていたのかをまとめました。
アメリカは気球を中国に飛ばした?【偏西風は?】
アメリカは気球を中国に飛ばしていたのでしょうか?
中国の声明では2022年1月1日以降十数回飛んできていたと主張しているようです。
普通に考えたら無理な印象がありますよね。
偏西風の問題
真っ先に思いつくのは偏西風の存在です。
普通に考えると偏西風の問題があるため中国にたどり着くことは難しいでしょう。
西から東に吹いている偏西風のせいで、アメリカから中国に気球を飛ばすとしたら大西洋方面から飛んでいくことになりますよね。
ですが、大西洋からでは西側諸国の上空を飛ぶことになり、中国に到着する前に他の国から指摘されるでしょう。
動力をつければとも思いますが、動力をつけてまでアメリカが気球を使うメリットはコストの面であまりないように思えます。
そもそも偵察衛星があり精度も高い
アメリカの偵察衛星の精度はとても高いと言われています。
具体的には、衛星で宇宙に漂っている状態から地表を見て何の雑誌を見てどの記事を読んでいるかがわかるレベルだそうです。
また、分解能が5センチ以下、1センチクラスでは?とも言われています。
つまり、気球というアナログで見つかるリスクのある物体を飛ばす必要はまったくないということです。
見つかって摩擦が生じる方法をとるよりも、見つからなくて且つより精度の高い衛星を使わないはずがないですよね。
そのことからも偵察気球を飛ばす必要性がないですね。
SNSでは・・・
考えることは皆さん同じですね。偏西風の問題をどう考えたのか中国政府に伺いたいですよね。
まとめ
本記事では、アメリカが中国に偵察用の気球を飛ばしていたのかをまとめました。
結論としては、アメリカが中国に気球を飛ばす必要性はありません。飛ばしてないでしょう。
つまり中国の情報ねつ造の可能性がありますね。
本当に怖い国ですよね。日本も注意して動向を確認していかなければいけませんね。
コメント